活動報告

Think Globally! 公認会計士の国際的キャリアを考える 活動報告

2018.07.08|EVENT

2018年6月17日(土)、東京会青年部としては初めて、若手会計士の国際的キャリアをテーマにしたイベントを開催いたしました。
4人の登壇者の得意分野も、活躍する国も様々。当日の内容を一部ご紹介いたします。

<講師紹介>

◆パネリスト(3名)
日浦康介氏(公認会計士):会計事務所勤務。シンガポール在住。シンガポール事務所及びマレーシア事務所の責任者として、ASEAN進出日系企業の税務、法務、会計、監査対応など幅広い分野で活躍。アメリカ留学経験有。
八木淑恵氏(公認会計士):税理士法人勤務。日系企業の海外M&Aや国際的グループ再編に関する税務アドバイザリーを専門とする。オランダ駐在経験有。
堀江隆介氏(日本公認会計士協会準会員、MBA):スタートアップ企業勤務。金融監査、スペインMBA留学、戦略コンサルティングファームの経験を活かし、経営企画全般に携わる。スペインMBA留学経験有。
◆モデレーター
山崎恵美氏(公認会計士、MBA):監査法人勤務。インドおよびASEAN進出日系企業の相談対応、海外進出セミナー講師、執筆、海外メンバーファームからの来日者対応などを行う。アメリカMBA留学、インド駐在経験有。

<当日のディスカッショントピック>

・パネリストの皆さんの今の業務について聞かせてください。
・国際的キャリアを踏み出したきっかけを聞かせてください。
・国際的な業務ならではの経験談を教えてください。
・どんな人が後輩として続いてくれたら嬉しいですか。
・参加者全員による質疑応答

<運営部員より>

青年部で初めての「公認会計士×国際」企画の開催にあたり、国際的に活躍する公認会計士と若手公認会計士・準会員をつなぐ場を用意するだけではなく、以下の3つをゴールとして設定しました。
 - 公認会計士の国際的キャリアの生かし方を知る
 - 自分に向いている、自分の興味のあるキャリアに気づく
 - そのキャリアへの一歩を知る
パネルディスカッションでは国際的キャリアのきっかけ、働き方、キャリアの作り方は様々で、正解はひとつではないということを紹介することができました。登壇者4名は全員、海外在住経験がありますが、その結果、自分がキャリアを磨く場所が日本なのか、海外なのか、結論は分かれました。公認会計士資格の活かし方が広がっているように、国際経験の積み重ね方も広がっており、一歩踏み出して適性を確かめることの重要性を再認識しました。

当日は40名弱の会員・準会員の皆様にお越しいただきました。
アンケート結果もほとんどの方に「大変満足」とご回答いただき、特に、登壇者のキャリアが多様性に富んでいた点の評価が高かった様子です。
青年部では今後も、国際派若手公認会計士を増やし、活躍の場を広げられるよう、継続的に働きかけていきたいと思います。