活動報告

2018年12月7日(金)CPA College 「パシフィックリーグマーケティングのビジネス」開催報告

2019.01.16|CPA College

日本公認会計士協会東京会青年部は2018年12月7日(金)にパシフィックリーグマーケティング株式会社様(以下、PLM)のご厚意で、
PLM本社にてオフィスツアー&勉強会イベントを開催しました。
来場者の皆様から頂いたアンケート満足度はなんと100%!(非常に高い:86%、高い:14%でした。)
大変ご好評を頂きました本イベントの開催報告をいたします。

講師にはPLM社より園部健二氏、森田鉄兵氏をお招きし、前半でPLMの行っているビジネスの概要、そして後半には公認会計士が活躍できる分野の一つとなりうるスポンサーシップについて講演いただきました。

 

【講師のご経歴】

園部健二氏

園部氏はリットーミュージックやダーツライブで営業を経験後、SEGAのアジアビジネス部にて、ゲーム開発、ローカライズ、マーケティング、プロモーション、イベント、PR等幅広い業務をアジア各リージョンにて経験された後、2017年にPLMに入社し、現在はセールス&マーケティングの責任者としてご活躍されています。

森田鉄兵氏

森田氏は新卒で電通に入社しメディア、企業の戦略プランニングを従事後、高校野球の公式ネット配信サービス「バーチャル高校野球」の立ち上げ経験。
スポーツメディア「スポーツブル」の運営後、2018年よりPLMに入社され、現在は主にマーケティング・人材事業を担当されています。

 

1)パシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)とは?

◆概要◆
PLMは2007年にできたパリーグ6球団のプロ野球合同事業会社で、1球団ではできない事業、6球団合わせた方が効率的な業務を主に行っており、
具体的には映像配信権(インターネットでの試合放映権)の一括管理、パ・リーグ球団公式サイトの運営、6球団共同イベントの運営等を行っています。

◆放映権ビジネス(パ・リーグTV)◆
スポーツビジネスの中でも大きな収益源の一つである放映権収入。
近年はJリーグがDAZNと10年間約2,000億円の大型契約が結ばれたりと、業界では非常に注目を浴びている領域ですが、PLMでもオウンドメディアとして
パ・リーグTVという映像メディアを持っています。
Jリーグは放映権を独占でDAZNへ販売する一方、PLMはパ・リーグのインターネット配信権をDAZNのみならず、RakutenTV等複数社へ販売しており、Jリーグと異なる放映権販売の戦略的背景など
ここでしか聞けない非常に貴重な話を伺うことができました。

◆野球だけではない、PLMの事業◆
PLMはパ・リーグ6球団共同出資の合弁事業会社であることから、国内の野球のみをビジネス領域にしていると思われる会員の皆様も多いかもしれません。
実はPLMは野球の枠を超えて、プロ野球のビジネスで培った知見をもとに他競技ビジネスへコンサルティングをしていたり、人材紹介業を営んでいたり、アプリ開発をしていたりと、非常に様々な事業を行っている所に驚かされました。
特に、あるシステムを外部のSE業者と協力してローンチ後、MLB(米国メジャーリーグ機構)の複数球団に対してシステム導入を行うなど、国内に限らず、プロダクトの海外輸出にも積極的に取り組んでいる点には驚かされました。

2)スポーツスポンサーシップ

 

◆スポーツスポンサーシップとは?◆
スポーツスポンサーシップと言って何を思い浮かべるでしょうか。
単に広告を掲載することをイメージする人が多いかもしれません。
スポーツスポンサーシップとは、「企業がスポーツ組織に金銭や物品を対価として、企業の経営課題を解決する手助け(スポンサーシップメリット)を提示する契約関係」と厳密には定義されます。

◆企業、そして社会課題解決とスポンサーシップ◆
旧来のスポーツスポンサーシップは、単に広告を露出していれば良いだけの時代でした。
それはマスメディアのうち、中でもテレビの影響力が強かった時代に、単に広告を掲載していれば、企業やプロダクト自体の認知度が高まり、消費者の購買活動につながりやすい時代だったためです。
しかし、現代はSNSの発達など、全員がメディアで情報を発信できる時代となり、単に広告を掲載していれば、売上が上がるような良い時代ではなくなったのが今の時代といえます。
従来は企業やプロダクトの認知度不足を解消することが、スポーツスポンサーシップの主な形でしたが、現代は様々な企業課題解決(ブランド価値向上や従業員満足度向上など)もさることながら、
企業主導型の社会課題解決まで、その範囲を広げています。

3)講演後、オフィスツアー&懇親会を実施しました!
講演後、PLM様のご厚意で、実際のパ・リーグTVを運営しているオフィスを拝見させていただき、さらに立食型の懇親会を実施しました。
イベント開催時は、野球のゲームシーズンが終了していたことから、実際の映像配信のオペレーションまでは見ることはできませんでしたが、社内には大量のモニターやパソコンがあり、参加いただいた会員の皆様も実際のスポーツビジネスの現場に足を踏み入れて、実際にスポーツビジネスの現場の話を聞くことができた結果、参加者の満足度100%を達成することができました。

4)さいごに
PLM様の2時間の講演内容は、非常に充実した、大変内容の濃いものでした。
そのおかげもありまして、当日は参加いただいた皆様からたくさんの質問が上がり、非常に活発な双方向型のイベントとすることができました。
特に前半の事業内容のセッションでは、「球団とPLMのもつ権利でバッティングはしないのか?」といった踏み込んだ質問がされるなど、参加者(会員)の事業に対する理解スピードの速さに驚かされました。
また、後半のスポーツスポンサーシップは、現在公認会計士業界内でも議論が活発に行われている「統合報告」の分野にもつながる話のように感じ、公認会計士がスポーツビジネス領域にまで活躍の幅を広げることができる可能性を肌で感じることができました。

今後も日本公認会計士協会東京会青年部では、スポーツに限らず、様々な会員・準会員の皆様に価値ある情報やイベントの開催を企画して参ります。

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